ろうそく伝来
ろうそくは、日本にも早く仏教の伝来に伴って輸入され、奈良時代にはすでにろうそくが用いられていたことは確かです。日本にろうそくが初めて伝えられたのは奈良の大安寺です
日本のろうそくの始まり
ろうそくは、日本にも早く仏教の伝来に伴って輸入されたらしく、奈良時代にはすでにろうそくが用いられていたことは確かで、747年(天平19)に記された大安寺の〈流記資財帳〉にも722年(養老6)の元正天皇から同寺に賜ったもののなかに 〈蝋燭40斥8両〉の品目がある。
大安寺
「天下大平、万民安楽」護国の官寺として、平城左京に、右京の薬師寺と雄を競った寺。日本仏教の源泉と称せられた寺。建築史、彫刻史上に異彩を放ち、印度、中国の来朝者の足を止めた進歩的な寺院。
これが南都七大寺の一、東大寺、西大寺に対して南大寺と称せられた大安寺なのである。
722年(養老6)の元正天皇から同寺に賜ったもののなかに 〈蝋燭40斥8両〉の品目がある。
大安寺への交通
奈良市大安寺2-18-1
TEL 0742-61-6312(代) FAX 0742-61-0473(専)
バス交通
〈大仏前・近鉄奈良駅・JR奈良駅〉より〈大安寺行・シャープ前行・北神殿行・王寺行・白土町行〉に乗り、大安寺バス停下車
ページ作成 2016.3.19