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和ろうそくの原料 伝統製法 和風総本家

松井本和蝋燭工房です。

 

先日、TVOテレビ大阪の和風総本家の番組が間も無く終了ということで、放送第2回目の2008.4.21に当工房が放映されたのことを懐かしく感じました。少し振り返ってみると、クイズ形式で『何を作っている職人さんでしょう?』で登場したことが思い出されました。

 

この放映を見られた方いらしゃいますか?? 取り上げていただいたのは、当工房の原料を含む揺るぎない伝統製法も理由にあると思います。そこで、簡単に当工房の伝統製法と原料を紹介します。

 

●蝋について

当工房の和ろうそくは、100%木蝋(ハゼの実から採れる純植物性)から作られており、全行程手作り(手掛け)です。切り口が年輪状に見えるのは全行程手作りの証しです 上記製法の利点 ・油煙が少ない ・密閉された住居でも安心して使用できる ・風にも強いので立ち消えしにくい ・仏壇をすすで汚さないため、お手入れが楽 。

しかし、当工房以外の多くの店では合成蝋、ぬかワックス、硬化油などが使用されるため、上記利点は失われます。

 

●芯について 燈芯草(い草科)を用い、当工房内の職人が手作りしています。