伝統の和ろうそくと型和ろうそくの違い

伝統の和ろうそくと型和ろうそくとの成分や製造方法の違い

芯の製造方法の違い

伝統の和蝋燭とは

・ 原材料について

原料は木蝋(ハゼの木の実を搾ったもの)(純植物性)を使用します。ウルシ科に属します。

芯に於いては燈芯:燈心草より表皮の中にある「ズイ」の部分を取り出したものを使用します

燈心草はイグサ科です。燈芯は燈明として寺院等で使われています。

ハゼの木、燈心草も漢方薬として使われています。

 

〔和蝋燭〕型和ローソク

・ 原材料について

原料は、硬化油(牛の脂肪油)(植物油)ヌカワックス、合成蝋(木蝋の代用品)パーム油、化学物質等。

芯に於いては、紙芯、糸芯が多い。

※ 型和ローソクは伝統の和蝋燭と違い手掛け(手造り)では出来ない。

※ 現在、市場に出まわっている和蝋燭は、ほとんど型和ローソクである。

絵ローソク、花ローソクも型和蝋燭が多い。(手で描くのと、転写とが有ります)

伝統の和蝋燭に絵花を描いたものもあります。

 

・ 松井本和蝋燭工房では、明治40年創業以来伝統の和蝋燭を製作しています。 一本一本心を込めた、手造り和蝋燭です。

 

松井本和蝋燭工房では、パラフィン(石油)、ヌカワックス、合成蝋、硬化油、パーム油等の蝋は一切使用していません。そのため環境や身体に優しい蝋燭です。

 

和蝋燭をお求めの際は和蝋燭職人松井規有が伝統に基づき製作する本和蝋燭の購入をお薦め致します。