ヒストリーチャンネル 職人の道具 和ろうそくをつくる 2009.11月放送

熟練の技を持つ職人たちが使う道具は、伝統、そして経験から選び抜かれたもの。「物」を生み出すための「道具」は、それ自体が他に替えのきかない逸品でもある。いつもは脇役に徹している「道具」にスポットを当て、そこから職人たちの人生や哲学、技に触れるハイビジョン制作シリーズ。

『ヒストリーチャンネル 職人の道具HPより 抜粋』

和蝋燭作りに欠かせない、芯を作る芯巻台です。地味に見えますが、素晴らしい和蝋燭を作るのに重要です。




ろう鉢に木蝋を溶かしたものを入れて、棒で粘度の丁度良いところまで練り上げます。棒は、桜の木からできています。

また、長年使い続けると木がすり減って短くなります。






木串には、捲いた芯を挿します。

ただの木の棒ではなく、さまざまな大きさがあり大事な和蝋燭を作る丈夫な串になります。





綺麗な形の蝋燭を作るのに大事な道具です。

和蝋燭の大きさにより使用する『かんな』が異なります。






昔は一般的だった棒ばかりです。

今では非常に珍しい量りになります。当工房では、今でも愛用しています。