蝋の種類(材料)

当工房の伝統の和ろうそくは最高級国内産ハゼの木の実蝋のみの使用です。

ところが、安価な和ろうそくには木蝋以外の不純物が混じっていることもあります。

2022.2.28に書籍【和ろうそくは、つなぐ】アリス社より初版発行されました。3代目和ろうそく職人が多数掲載され、また芯巻き職人も紹介されています。

 

【アリス社様参考文】和ろうそくのもとをたどっていくと、 使い終わったものがまた次にいかされ、藍染、和紙、 墨…と、さまざまな仕事がつながっていった。季節に添い、捨てるものがなかった暮らし。今もつながる日本の文化を、大西暢夫が伝える。

 

大西暢夫/写真・文 小学校中学年から 48ページ

 

 

著者の大西暢夫様は写真家であり、映画監督です。映画や絵本で多数受賞経験があり、著書は20冊ほど出版されています。

 

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和蝋燭といわれるものにも、木蝋(ハゼの実から採れる純植物性)以外にも、合成蝋、ぬかワックス、硬化油などが使用されることがあります。

松井本和蝋燭は木蝋(ハゼの実から採れる純植物性)を100%使用しておりますので油煙が少なく、密閉された住居でも安心して使用できます。

また、風にも強いので立ち消えしにくく、仏壇を煙で汚さないのでお手入れが楽になる等の利点があります。

 

 

松井本和蝋燭で使用している木蝋(ハゼの実から採れる純植物性)
 

 

和蝋燭として使用される原材料の種類

 

 

材料名

 

製造方法

 

芯の材料

 

蝋燭の作り方

 

木蝋
ハゼの木の実を搾り1年以上寝かして作られる。

 

燈芯(イグサ科)

 

手掛け
(全て手作業)

 

合成蝋
木蝋の代用品

 

燈芯・紙芯

 

手掛け・型

 

ぬかワックス
米のぬか

 

紙芯

 

 

硬化油
牛脂肪油に水素と化合させる

 

紙芯

 

 

 

材料名をクリックすると詳しい説明が表示されます
 

 

 

松井本和蝋燭について

松井本和蝋燭工房では厳選されたハゼの実から採れる木蝋のみを使用し、合成蝋・ぬかワックス・硬化油などは一切しようしておりません。本和蝋燭をお求めの際は、ぜひ松井ローソク店の商品をお求めください。わたくし松井規有が自信をもって保証いたします。